U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌10~秋の空

こんばんわ。船長の武信です。


一昨日は久しぶりの撮影でした。
先月の22日以来なのでほぼ一月ぶり。
秋満開のシーンを撮影しておりましたのよ。

f:id:umifilm:20171123025056j:plain

秋の風景のせいで無駄に良く撮れたおっさん二人(撮影・丹下真寿美)。
…あ、観たいものと違いますか。
そうですか、すみません。

f:id:umifilm:20171123025423j:plain

こっちですよね。
…俺もそう思いますw

f:id:umifilm:20171123025549j:plain

よく見ると何故か眼鏡on眼鏡のたんげちゃん。
「秋晴れ」のカットが必要だったので太陽待ちをしていたのですが、生憎の曇り空で凄く暇だったんです。
こういう変なことをやり始めるくらいにはw

…4時間待って2カット撮れました!

 

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net

【出演情報】丹下真寿美・出演 iPpei『メガネニカナウ3』

通信長林です。

笑の内閣の本番が終わって、すぐに次の本番の稽古が、始まった丹下真寿美さん。忙しい合間を縫って映画の撮影も進んでおりますよ。
 

iPpei『メガネニカナウ3』

f:id:umifilm:20171109153607j:plainf:id:umifilm:20171109153616j:plain

【作品】

A『1人多い家族』
作・演 山本正典(コトリ会議)

◆あらすじ
久しぶりに5人兄妹が揃って帰省した。
皆で囲む久しぶりの食卓。
私楽しかった。
上の兄ちゃんが頭をポリポリかいて言った。
「いやあお前ら、多くないか」
私たちは、6人いた。
ああ、1人多かった。
お父さんになんて言おう。
少ないより、多い方が、なんていうのか。
不幸じゃないよね。
ね。
不幸じゃないよね。

◆出演
河口仁(シアターシンクタンク万化)
オオサワシンヤ
岡田由紀
戸田麻依子
東千紗都(匿名劇壇)
鳩川七海(幻灯劇場)

B『黒豆』
作・吹原幸太(ポップンマッシュルームチキン野郎)
演出・青木道弘(Artist Unit イカスケ)

◆あらすじ
イギリス秘密情報部の凄腕スパイであるブラック・ビーン(通称、黒豆)には秘密があった。
それは……自身が筋金入りの同性愛者であり、職場の人間には秘密で夜はドラァグクイーンとしてゲイバーで働いているということだ!
持ち前の変装能力を活かし、誰にもバレることなく、二重生活を送る彼だったが、最愛の妹・ジェシカの婚約相手・アンソニーに一目惚れをしてしまうのだった……!
そんなある日、秘密だらけのブラックは、情報部のボスに達成不可能に思えるミッションを依頼されるのだが……。

◆出演
井路端健一(演劇集団ザ・ブロードキャストショウ)
丹下真寿美
浜口望海(STAR☆JACKS)
川村和正(Artist Unit イカスケ)
田代圭佑
下浦貴士
上杉逸平
and more…

C『手塚先生、ネヴァーダイ。』
作・演 二朗松田(カヨコの大発明)
◆あらすじ
「火ノ鳥」の完成。それこそが男の、いや多くの日本人の悲願であった。平成29年12月。男はその偉業達成を目前にしながら、机の前で苦悩し続けている。…待て。あの男は四半世紀以上も前に鬼籍に入ったのではなかったか?いやしかし、現にこうしてあの部屋の片隅で「火ノ鳥」は制作されている。これは果たして…?それでも、男の手は止まらない。Gペンは最後のコマに向かって走り続けている…。全ての漫画ファンに贈る、感動のファンタジーミステリーパラレルワールドコメディ演劇。

◆出演
亀山貴也
石畑達哉(匿名劇壇)
美香本響(meyou)
濱辺緩奈
奥田さぶりな美樹てぃー(IsLand☆12)
上杉逸平


【日程】
2017年
12月
7日(木)19:00◆ガールズバー香織という名の初日乾杯イベント
8日(金)
14:00◆Aチーム撮影イベント
19:00◆Bチーム撮影イベント
9日(土)
14:00◆Cチーム撮影イベント
19:00◆男子だけトーク(中学生か!)
10日(日)
13:00◆女子だけトーク(女子高生か!)
18:00◆恐怖の公開ダメ出し
11日(月)
13:00◆普通のアフタートーク…(になるのか!?)
17:00◆小道具オークション(それ、売れるのか!?)
『ABCってどういう意味?』ってギモンにお答えしています。
https://ameblo.jp/ippei-official/entry-12318798523.html


【会場】
in→dependent theatre 1st
〒5560005大阪府大阪市浪速区日本橋5-12-4
TEL:06-6635-1777
大阪市営地下鉄堺筋線 恵美須町駅 1B西出口 左手(南)1分


【料金】(全席自由席・日時指定)
前売り・当日共通
一般:4,000円
学生:2,500円
※初日は乾杯イベントの1ドリンク付き
*初日乾杯イベントについてはこちらのブログでご説明させていただいてます。
https://ameblo.jp/ippei-official/entry-12318798714.html


【予約窓口】
◆演劇パスURL
http://engeki.jp/pass/events/detail/307
※演劇パスご予約のお客様は優先入場権あり
※演劇パスのご予約は出演者の個別窓口がございません、備考欄に応援していただける出演者のお名前をお書き添え願います

◆こりっちURL
・PC用
https://ticket.corich.jp/apply/86573/
・携帯用
http://ticket.corich.jp/apply/86573/
※こりっちに関しては出演者の個別窓口あり

◆個別窓口はこちら
https://ameblo.jp/ippei-official/entry-12317281192.html


【スタッフ】
音響:八木進(baghdad cafe')
照明:西村洋輝
舞台監督:田米克弘
宣伝美術:二朗松田(カヨコの大発明)
映像:堀川高志(KUTOWANS STUDIO)
特典映像:藤井誠
パンフレット撮影:河西沙織(劇団壱劇屋)
制作:渡辺大(Limited_Spice)

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net

【出演情報】丹下真寿美・出演 T-works#1 源八橋西詰

おはようございます! 通信長林です。

本日は先週本番を終えたばかりの丹下真寿美さんのユニットT-WORKSの来年の公演のチケット一般発売日です。
先行発売も好評な滑り出しと聞いています、お買い逃しのないように。

T-works#1 源八橋西詰T-works#1 源八橋西詰

f:id:umifilm:20171030171935p:plain


女優・丹下真寿美とプロデューサー・松井康人により結成されたプロデュースユニット「T-works」の第1弾は、映画「パコと魔法の絵本」の原作者としても知られる名うての作演出家後藤ひろひと大王を作・演出に迎え、あの名作『人間風車』につながる大王の傑作『源八橋西詰』をなんと20年ぶりにリニューアル上演!

しかも初演キャストの久保田浩が出演!!さらに大王に「最高に楽しい男」と言わしめる、ジョビジョバで活躍した坂田聡も参加!!!
末満健一主宰ピースピットのワークショップ公演から発掘され、その後の本公演にも多く出演し、『グランギニョル』を前日譚とする『TRINITY THE TRUMP』で主要キャストを演じた丹下真寿美は、名だたるベテラン陣相手にどう相対するのか?


あらすじ
死刑判決確実の殺人犯を精神疾患に仕立て、無実を勝ち取ろうとする弁護士、売れないからと座長からお笑い女優に転向させられようとしている女優、かつては売れっ子だったが今は落ち目の売れない童話作家、それぞれが成功を手にしようと歩みを進めるその先は、源八橋西詰という名の四辻だった…。

公演詳細
作・演出・出演 後藤ひろひと(Piper)
出演 丹下真寿美、久保田浩(遊気舎)、坂田聡ジョビジョバ

《大阪公演》
会場
一心寺シアター倶楽〒543-0062 大阪市天王寺区逢阪2-6-13 B1F
日程
2018年1月12日(金)19:30
2018年1月13日(土)14:00 / 19:30
2018年1月14日(日)11:00 / 15:00
料金
前売:4,000円当日:4,500円(全席指定)
チケット予約
前売一般発売日:2017年11月18日(土)

《東京公演》
会場
テアトルBONBON〒164-0001 東京都中野区中野3-22-8 ポケットスクエア内
日程
2018年1月23日(火)19:30
2018年1月24日(水)19:30
2018年1月25日(木)14:00 / 19:30
2018年1月26日(金)14:00 / 19:30
2018年1月27日(土)14:00 / 19:30
2018年1月28日(日)12:00 / 16:00
料金
前売:4,000円当日:4,500円(全席指定)
チケット予約
前売一般発売日:2017年11月18日(土)

《スタッフ》
舞台監督/ニシノトシヒロ(BS-Ⅱ)
照明/大川貴啓
音響/大谷健太郎(BS-Ⅱ)
演出助手/鎌江文子
衣装協力/澤邊久美子
宣伝写真・宣伝美術・撮影/堀川高志(kutowans studio)
Web制作/飯村登史佳
制作/秋津ねを(ねをぱぁく)
制作協力/大森晴香
プロデューサー/松井康人


《協力》
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー、株式会社ファザーズコーポレーション、遊気舎、株式会社スタッフステーション

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net

船長の航海日誌09~「目」の主

おはようございます。船長の武信です。


今週の金曜日から谷屋俊輔さんの所属する劇団ステージタイガーの新作公演『クロス×シーン』が始まります。


キャストの男優陣の中で一番最初にクレジットされている谷屋さん。
ポジション的には「男性キャラクターの中での主役」なのですが、実は撮影初日に既にクランクアップしております。
…というと原作の舞台版をご覧になった方だと「ああ、あの役か!」とお気づきになるかも知れません。
…多分、正解ですw


因みに映画版のメインビジュアル写真の背景の「目」は谷屋さんの目だったりします。
この「目」が重要なので谷屋さんにお願いしたと言っても過言ではないw

f:id:umifilm:20171011174656j:plain

そんな谷屋さんを堪能したい方は是非劇場へ足をお運び下さい~!

 

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net

船長の航海日誌08~間違い探し

こんばんわ。船長の武信です。

丹下真寿美さん出演の笑の内閣『名誉男性鈴子』の評判が良いみたいで何よりです。
ワタクシも昨日観に行ってきましたよ!
面白かったので皆様是非!

 

そして帰ってきて編集をするワタクシ。

f:id:umifilm:20171111220956j:plain

f:id:umifilm:20171111221023j:plain

本編映像のキャプチャー画面ですが、よく見ると違う箇所が一箇所ありますwww

撮影期間がのんびりなのでこういう細かい調整も撮影と並行して出来るのが強みですね。
あせらずにじっくり作りたいと思います!

 

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net

船長の航海日誌07~やお80映画祭2017

おはようございます。船長の武信です。

 

この度、撮影監督を担当させてもらった門真フィルムコミッションの短編映画『菜』(金哲義監督)がやお80映画祭2017やお部門で入選いたしました。
11月18日にMOVIX八尾にて上映されるそうなのでご興味有る方は是非!

yao80.jp

 

この映画祭、何が面白いかってコンテスト部門の上映作品が「上映時間80秒ちょうど」という完全に「やお」にかけたダジャレだけで上映時間が決まってる点w
…一見、無茶苦茶理不尽なんですが、こういう明確な条件があると逆に工夫のしがいがあるってもんで。
短い時間の中でどれだけ印象深いカットを残せるかに注力してコンセプトのハッキリした画作りを心掛けてみました。
…ほぼ全編キメカットだぜ!www

 

当日、ワタクシ、仕事で観に行けないので代わりに見届けてやって下さいー(ノД`)シクシク

 

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net

 

船長の航海日誌06~「見てくれ」のお話

おはようございます。船長の武信です。

 

映画っていうのは、まあ、しばしば「総合芸術」なんて言われたりしますが、これ格好良い言い方ではあっても、非常に本質を見えにくくする曖昧な言い方でもあります。
…実際の所、一番比重が大きいのは「視覚」なんで、ちゃんと「視覚の芸術」だと思って作ったほうが良いんじゃないのかなぁ…というのが持論です。
そもそも「触覚」「嗅覚」は4DXならかろうじて存在しますが「味覚」なんか皆無だしなw

 

…で、「視覚」ちゅうのは何かというと、要は「見てくれ」のことなんですが、撮影にあたってはひたすらこれを制御する事を考えている訳です。
ロケ先の風景なんかも「実際にどういう場所であるか」を捉えようとはせずに「どう写るのか」を重視して本物の風景とは全く違う印象になるように操作して撮影してしまうことが良くあります。
同じ場所の風景画でも撮影方法によって全く違う印象の風景に観せることが可能…というか印象を制御するために違う風景に見えるような撮り方を選択するのが「映像演出」なんですな。

 

…何で唐突にこんな話を始めたかというと下の記事で紹介されている映画『あなたに会えたらよかった』は私が撮影監督を務めさせてもらったのですが、この「風景の見え方」の演出が割と上手く出来たんじゃないかと自負しているので「皆、観てくれ!」という、そういうような事が言いたいからです!w

f:id:umifilm:20171101061455j:plain

f:id:umifilm:20171101061527j:plain

加太の海。
背景が全て水面に見える撮影と、実際の視覚に近い水面や対岸の風景が見える撮影。
上は望遠レンズ、下は標準的なズームレンズで広角気味に撮影したもの。
川末さんの演じる主人公の主観だと「海で不思議な女性と出会う」シーンなので、なら海と女性以外は存在しないだろう…という解釈の元、このような撮影になっています。

 

f:id:umifilm:20171101061607j:plain

f:id:umifilm:20171101061622j:plain

桂川
夢の世界での「ラストシーン」と現実世界での「ラストシーン」。
夢の世界は二人だけの空間なのであらゆる風景が一枚の画にギュッと圧縮されて収まっている印象が欲しい。
その為に超望遠で500mくらい離れて撮影してます。
この撮影方法だと距離感が喪失するんですな。
奥の道路も実際には俳優の二人から更に500mほど離れた場所にあります。
俳優の二人に指示を出した監督がカメラの傍に帰ってくるのに何分か掛かってて笑いましたw

一方の現実世界の方は超広角で至近距離から撮影。
実はこちらの画はカメラから俳優の距離は一番離れた状態で10m有るか無いか位しかありません。
「この世界には二人以外の要素も沢山ある」ということを視覚的に一発で見せるために可能な限りの要素を只っ広い印象で写し込もうとしてこういう撮影を選びました。
開放感が上手く出せたのではないかと思っています。

『その日、恋は落ちてきた』でも、こういう技法を上手く活かして皆さんに楽しんで貰える映画にしたいなぁ…と考えております。
…さて、どうなりますやら♪

 

クラウドファンディングやってます!是非、ご支援下さい。

motion-gallery.net