U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

【出演情報】出演:河上由佳(満月動物園) Forum Enters The Theater #1 『供犠』

通信長林です。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

お盆を少し過ぎた頃、應典院にて少し変わった演劇の催しが行われます。

Forum Enters The Theater #1 「供犠」

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ー知ってました?
イチコって、先生のこと好きなんですよ。
先生に恋人がいるかどうかとか、いろいろ聞いてたみたいですよ。
『誰に』って。
先生知らないんですか?
今クラスで流行ってる ー

彼女はあのひとが好きだった。
彼は分かって傍にいた。
男は気付かれないと思っていた。
女はずっと見つめていた。

まだまだ蒸し暑い秋の入り口。
これは、愛憎絡み合うサイコ・ホラー。

演劇上演作品を各分野の“知恵”でひも解く。演劇作品は演劇作品として楽しみ、作品の世界と地平のつながったところから各分野の“知恵”と出会うプロジェクト。

仏教の説法、キリスト教の懺悔、臨床心理士のカウンセリング、いのちの電話の相談員など、個人情報保護的に実際に見ることは叶わないパーソナルな空間をエチュードで垣間見る。空理空論や理想論だけではない“現場”の空気を体感し、劇世界と混交した空間を体験する。

【舞台】に上がった“知恵”は何を語り始めるのか。 演劇で“知恵”を挑発する。

試演となった#0『ヤミウルワシ』を経て、初回となる今回の#1では「羊とドラコ」主宰/應典院寺町倶楽部会員である竜崎だいちによる『供犠』で“知恵”を招き入れる。


【日時】
2018年
8月31日(金) 19:00
9月1日(土) 15:00/19:00
9月2日(日)11:00/15:00
※受付開始・開場は開演の30分前

【会場】
浄土宗應典院 本堂

〒543-0076
大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27

TEL06-6771-7641
FAX06-6770-3147

Google マップ

【料金】
前売・予約 2300円 / 当日 2500円
應典院寺町倶楽部会員 1800円

【チケット発売】2018年7月22日 10:00より、ご予約受付開始!

https://www.quartet-online.net/ticket/kugi

 

【脚本・演出】竜崎だいち(羊とドラコ)

【舞台効果】toy-2

【出演】
細野江美(Shiny chouchou)
桐山篤
河上由佳(満月動物園)
岡村圭輔(劇団壱劇屋)

宮原俊也(帝塚山大学こころのケアセンター臨床心理士)
大宅洋行(帝塚山大学こころのケアセンター臨床心理士)


【主催】應典院寺町倶楽部
【運営】FETTワーキングチーム
【協力】羊とドラコ、Shiny chouchou、満月動物園、劇団壱劇屋、浄土宗應典院

 

Forum Enters The Theate #1 『供犠』は、 【上演】 【エチュード】 【トーク】の3部構成で上演します。

chapter 1 :
Performing Theater
供犠・竜崎だいち
「供犠」を【上演】します。(about 60 min)
【chapter 1 : 出演】
細野江美(Shiny chouchou)
桐山篤
河上由佳(満月動物園)
岡村圭輔(劇団壱劇屋)

chapter 2 :
Theater x Wisdom Etude
供犠・竜崎だいち
「供犠」の登場人物が臨床心理士に会いに行く、1対1の【エチュード】を上演します。(about 15 min)
*「供犠」の登場人物を用いた臨床心理士の現場(カウンセリング)のロールプレイ(模擬演習)とも言えます。

【chapter 2 : 出演】
[ 8/30・9/1 ] 登場人物×宮原俊也(帝塚山大学こころのケアセンター臨床心理士)
[ 9/2 ] 登場人物×大宅洋行(帝塚山大学こころのケアセンター臨床心理士)

* Etude【エチュード】:場所や場面、人物の性格などだけを設定した即興劇。今作では「供犠」の登場人物が、臨床心理士に“悩み”を聞いてもらいに会いに行く。「臨床心理の知恵」はどう受け止めどう応えるのか。

chapter 3 :
Forum with Wisdom
供犠・竜崎だいち
臨床心理士、出演者・演出・スタッフとが「供犠」の物語を振り返る【トーク】を行います。(about 30 min)

【chapter 3 :登壇】
[ 8/30・9/1 ]宮原俊也(帝塚山大学こころのケアセンター臨床心理士) ・出演者・スタッフ
[ 9/2 ]大宅洋行(帝塚山大学こころのケアセンター臨床心理士)・出演者・スタッフ

* Forum with Wisdom (chapter 3):演出家・脚本家と俳優がつくりあげる劇世界(chapter 1)で生まれる登場人物に、脚本から解き放たれた俳優が命を吹き込んで、リアルな“知恵”に会いに行く(chapter 2)。その時間と空間から観客それぞれが感じ取る固有の体験と、共有の体験を“知恵”で水平につないでいくフォーラム。なにが固有の体験で、なにが共有できる体験なのか。“知恵”に学び、“知恵”も学ばされる。


※ chapter 1~3 : カンタンに言うと、60分お芝居をして、15分即興劇をして、30分トークします。

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