U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌42~ライバルその1『ロマンシング・ストーン』

おはようございます、船長の武信です。

 映画を作る時には事前に「ああ、このお話ならこういう全体のプランが盛り込めるな」というコンセプトを持って具体的な演出プランを考えていきます。


今回の『その日、恋は落ちてきた』にもいくつかの基幹となるコンセプト・テーマがあるのですが、その一つが「段々と変化していき綺麗になるヒロイン」というビジュアル面での方針でした。

 

『ロマンシング・ストーン~秘宝の谷』という昔の映画がありまして。
バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキス監督作品のアクションアドベンチャーなんですが、これヒロインのキャスリーン・ターナーがお話が進むにつれてどんどん美人になっていくんです。
TV放送版の藤田淑子さんの吹替も絶品で、冒険小説家ジョーン・ワイルダーは若かりし頃のワタクシの憧れの女性の一人でした。

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『その日、恋は落ちてきた』を映画化するに当たり、脚本の戒田さんと話していて「舞台版と違って段階を追って変わっていくビジュアルにしよう」という話が出た時から、『ロマンシング・ストーン』に負けない、いや『ロマンシング・ストーン』よりヒロインが可愛くて綺麗な映画にしてやろうと目論んで作っておりましたw
いわば今回の『その日、恋は落ちてきた』の心のライバルとなる映画の一本ですwww

丹下ちゃんもまさかキャスリーン・ターナーに挑まされていたとは思うまいwww

ファッションセンスというものを持ち合わさない上に、そもそも人目を気にするということが苦手なワタクシひとりのビジュアル設計では、惨敗が予想されましたので、衣装とメイクは全面的にkasaneのKOMAKIさんにお任せして引っ張って頂きました。

以前、雑談をしていた時に彼女が「専門家に任せるなら派手な作り込みのメイクよりも、普通っぽいメイクの方が技術の差がでる。物語に沿った微妙なメイクの違いなんかも表現できる」(大意)と言っていたのがとても印象に残っていたので、今回の映画でこのコンセプトを実現するにあたって真っ先にお願いした次第。


結果は勿論「ゼメキスのジョーンより俺たちの卯月のほうが可愛い」と俺は思っております!w

 

こんなブサイクな丹下真寿美さんは見たことがない。 こんな可愛い丹下真寿美さんも見たことがない。 そして、これ程までに美しい丹下真寿美さんはもう二度と見れないかもしれない。

(試写会アンケートより抜粋)

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