こんばんは、船長の武信です。
應典院寺町倶楽部主催事業コミュニティシネマシリーズ VOL22とそれに続くbar PLACEBOでの秘密集会、無事に終了いたしました!
これにて今回の航海の最初の目的地である「頓珍漢な方向に歩き続けながらも最終的にはPTSDを自力で克服する女性のお話」の「お披露目公演」は一旦終了です。
今後も自主上映企画や映画祭への出品などを行っていく予定ですので、ご鑑賞頂けそうな機会が有りましたら、皆さま是非宜しくお願い致します<(_ _)>
監督的な裏話としては俺の解釈は「防御機制としての認知の歪み」という解釈でした、卯月の「恋」。
ドラマの題材として扱うには「記憶喪失」と同じで結構ピーキーで危うい現象だとは思うんですがwww
トークゲストの臨床心理士の宮原さんにPTSDの描写の正確性を評価して頂いたのは嬉しい出来事でした。
人間、辛い時に楽な方に流れちゃうのは全然責めるような事ではないと思っています。
ただ人間というものは一度たがを外すとその方向で歯止めが無くなっちゃう時もあるし、そのまま行ったキリになって物理的にはすぐ目の前にいるにも関わらずコミュニケーションが取れなくなってしまう人は残念ながら時々身近にも居るもので、この映画ではそうじゃない人が描きたかったのです。
そういう意味で僕の理想の「しっかりとした強い女性」なんやろうな…と思います、卯月というこの映画のヒロインは。
それを丹下ちゃんが楽しく、馬鹿馬鹿しく、格好良く、美しく具現化してくれたのがこの映画の最大の映画的幸福なのではないかと監督の俺は思っています。
…一緒にこの映画を作って来たキャスト・スタッフの皆さん、クラウドファンディングでご支援頂いた皆さん、製作を応援して下さった皆さん、そして映画をご覧下さった皆さん、本当にありがとうございました!
さて、最初の寄港地はそろそろ後にして次の目的地に向いますよ!
まだ同じ船にご乗船いただいている乗員およびお客様の皆様、ご一緒に新しい旅を楽しみましょう!
…以上、船長からのお礼とお願いのご挨拶でした!!!