U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌30~全長判明

こんばんわ、船長の武信です。

3月は結局追加撮影を一日することになり7日間程撮影をしておりました。
今までは月に1~2回程度の撮影だったので結果的にここがメイン撮影期間だった訳です。
おかげでほぼ全体像が確定しどうやら上映時間もおおよその見当がついてきました。

 

恐らく70分前後になるのではないかと思います。

 

舞台版の全長は30分だったので倍以上になる計算w
…とはいえ、全長を伸ばそうという意図があった訳ではありません。


寧ろ台詞は舞台版に比べて随分減ってたりするのですw


映像にするならこういうシーンが必要だろうという戒田さんのリライト部分は結構あるのですが、根本的な展開は舞台版と変わらないので、どちらかというとこの尺の差は演劇と映像の根本的な技法の差から来ているのではないかと思います。

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原作舞台は一人芝居だったので舞台装置が極めてシンプルで素舞台に近く、主人公の心情描写を通して観客に風景を想像してもらうという造りになっていたのですが、映画にするにあたって風景は実際に映り込まざるを得ないので、逆に風景等のビジュアルに主人公の心情を喩えてもらう場面が多々登場するという寸法。

 

前作の『くまと羊』は割とぶっ飛んだ内容だったので、この方法は選ばすに舞台版の台本をほぼそのまま使用したのですが、映画としては本来王道的なアプローチは今作の方なのだろうなとは思いますw

 

 あ、前作は観劇三昧で配信されておりますので会員の方はご覧いただけますよ!
宜しければどうぞ!

物凄い変な映画ですので、そういうの好きな方にはお楽しみ頂けるかと!w