U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌115~映画『さようなら』MATERIAL tanimachi上映終了

こんばんは。船長の武信です。


2023年7月21日(金)~23日(日)大阪・谷町4丁目のMovie's cafe MATERIAL tanimachiにて行われた映画『さようなら』のアフタートーク付き上映、無事に好評のうちに終了致しました!

お客様の作品への反応も概ねとても良く、アフタートークも好評を頂いた様でとても嬉しいです。
SNSなどでも沢山のご感想をお寄せいただいてて感謝に耐えません。

その中で女優の高橋映美子さんから…


…という感想を頂いたのですが、これ実は丁度自分でも同じようなことを考えていたというか、前日のトークでそれに関係するかも?という話が出たところだったのでとても興味深かったのです。

ロケハンに関するトーク内容だったと思うのですが「このシーンはどこで撮ろう?みたいなことはめっちゃ相談しましたよね!」みたいな話で、確かにその通りに「あのシーンの背景にふさわしい場所はどこか?」をずっと考えてた記憶。
勿論それが駄目だって訳じゃなくて「映画作るならそこはめっちゃ考えろや!」という部分なのですが、言われてみればもし脚本からこの物語を書き起こしたのなら「この場所でやるならこのシーンはどうするのか?」という、これとは純粋に反対のベクトルの思考が脚本段階でも行われていたハズで、それが一切無かった!いうことにこの感想で気が付きましたw
時々「どこか演劇っぽさがある」という感想を頂いて、実はその度に「???…何でやろ???台詞は確かに多いけど…」ってなってたんですよw
その原因はここにあるのかも。
「既に完成された何かを別の場所に移動させた感」みたいなもの。
確かに何処に移動させるかについてはめっちゃ真剣に考えてたけどそれ以外の方法については考えてなかったわwww

勿論、それが悪いことかと言うと別にそんなことは無くて、そもそも俺(たち)はアノ『さようなら』が好きだから映画化したいと思ってた訳で、脚本を映画用に書き直してもらおうとか(一部の絶対ムリなシーンを除いてw)微塵も考えてなかったので、これはその思いの素直な帰結なんでしょうね。
コレに関しては正直なところ全くの無自覚でしたwww
高橋さんの感想でハッとした次第。
自分たちでも気づいていなかった事をこうやって言語化して頂けるのは本当に有り難くて面白いことだと思います。


…という訳で、もし宜しければWebアンケートを随時募集中ですので皆様是非ご感想をお寄せくださいませ。
皆様のご感想・ご意見を次回作の糧にさせて頂きます!

Webアンケートはこちらから!

https://forms.gle/g9wB4KZoAw3S6nGH9
forms.gle

また映画レビューサイト「Filmarks」でのレビューも随時募集しております!
宜しければ是非ご記入下さい!

filmarks.com


野村有志監督作品『さようなら』
映画『さようなら』公式 HP

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022ゆうばりコンペティションフィルミネーション賞受賞(日本)
② パームアイランド国際映画祭2023最優秀アジア長編賞(ドバイ)
③ スイス国際映画祭2022外国映画部門入選(スイス)
④ パンブジャン国際映画祭2022公式セレクション(フィリピン)
⑤ 黒猫賞国際映画祭2022公式セレクション(ボリビア
⑥ アスヴィクヴァルニ国際映画祭2023年2月度最優秀長編賞(インド)
⑦ シッタナーヴァサル国際映画祭2023年2月度最優秀長編賞(インド)
⑧ タミザガム国際映画祭2023年2月度最優秀国際長編賞(インド)
⑨ムービープレイ国際映画祭2022年11月度最優秀長編賞受賞(英国)
⑩ドバイ・エミレーツ航空機内上映作品に選定(2023年4月より)
⑪コーカイ映画祭2023年3月度最優秀犯罪映画賞・最優秀女優賞(一瀬尚代)・最優秀男優賞(野村有志)(インド)
⑫ロイヤルオーク国際映画祭2023国際長編部門審査員特別賞(シンガポール
⑬サーヴィン国際映画祭最優秀国際長編映画賞(インド)
⑭ラメシュワルム国際映画祭最優秀監督賞・最優秀プロデューサー賞(インド)
⑮アスヴィクヴァルニ国際映画祭最優秀国際長編賞(インド)
⑯モジョ国際映画賞ノミネート(USA)
⑰ベストロフ映画祭公式セレクション(UK)
スウィンドンインディペンデント映画祭公式セレクション(英国)
⑲ワラキア国際映画祭公式セレクション(ルーマニア←NEW




www.youtube.com



淡路島の小さな工場で働く味気ない人々の物語。彼等、彼女等が生み出す甘美な憧憬が全てを巻き込み錯綜する。

「2000万?あのおっさんがそんな持ってるはずないやろ」
「脱税して貯めてたみたいなんです」
「ほんで?」
「だから、盗られても警察に言えないんです」

堅牢な日常の渦と凝縮された鬱屈からの逃亡劇。その一線を越えた先に待つ新たな日常。

CoRich舞台芸術まつり!2018春 グランプリ獲得/演技賞(美香本響)受賞・「手のひらフェスティバル2018」観劇ビギナー大賞など各賞受賞・「佐藤佐吉賞2018」優秀助演男優賞(伊藤駿九郎)・優秀主演女優賞(一瀬尚代)受賞など数々の受賞歴に輝く名実共にオパンポン創造社の代表作「さようなら」の映画化にして国内外の映画祭で数多の賞を受賞した淡路島クライムムービー
(カラー/101分/日本映画/映倫番号122953/G区分)


出演
野村有志
一瀬尚代
美香本響
川添公二
伊藤駿九郎
殿村ゆたか

飯嶋松之助(友情出演)


監督・脚本
野村有志


製作
U.M.I Film makers


共同製作
オパンポン創造社


コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業 ARTS for the future! 採択事業