U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌124~中野劇団『ReLIVING』収録終了

こんにちは。船長の武信です。


先週の土曜日は中野劇団『ReLIVING』の舞台映像収録でした。
現在素材の色とか音の調整中。

中野劇団は「笑いの求道者」のキャッチコピー通りコメディで、しかも「ニヤニヤする」系というよりは「声を上げて爆笑してしまう」系の作品だと思うのですが、今回も客席は大盛りあがりでした。
中野劇団自体にはコロナ禍での短編集公演もあったのですが、今回は客席も端から「大声で笑うぞ!」というグイグイ来る感じが充満してて「あー、世の中の明るい雰囲気が戻ってきたなぁ」って思ったのが今回の意外な収穫。
…そうよね、コロナ禍の時の公演(中野劇団に限らずどこも)って観る側としても何か蓋が一枚掛けられてるような気分だったのかもなぁ…などと思ったりしました。


そして作品そのものは流石の一言で安定の爆笑具合。
会話劇でずーっとこのテンションで笑える芝居って日本中探してもそうそう無いんじゃないかなぁ。
しかも毎公演それが出来てるの、本当に凄いw


U.M.I Film makersの「季刊ライトシネマ」で中野劇団の皆さんと『遺言』という短編を作らせて頂いた事があるのですが、中野劇団の作品の作り方って凄く面白くて、ざっくりいうと俳優さんやスタッフの意見に対して「それ止めときましょう」みたいな判断が物凄く少なくて、色んな人発信でディティールがドンドン積み上げられていって、それを作・演出の中野守さんが幾何学模様描くみたいに再配置して全体の舵取りしていく…みたいな印象でした。
この作り方だから出せる重層感と細密感なんだろうなぁ。


映像の方もちゃんとそれに乗っかれるように頑張ります!


…あ、そして季刊ライトシネマ『遺言』はAmazonでご覧いただけます。
レンタルは無料ですのでご興味ある方は是非!

遺言

遺言

  • 三条上ル
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