U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌128~月曜劇団『よすがらひすがら』収録

こんにちは。船長の武信です。


昨日は月曜劇団よすがらひすがら』舞台映像収録でした。
火曜日のゲキジョウの一本として上演された30分の短編です。
ただいま例によって素材の色とか音の調整中。


月曜劇団は15年くらい前の作品から拝見させてもらっておりここ10年くらいは舞台映像も担当させてもらってるのですがコロナ禍で活動休止中だったので今回の収録は2019年5月以来。


…だったのですが、全然ブランクを感じさせない出来栄えで寧ろ熟成されて凝縮されてる感があり、観客席も大笑いしてました。
お話というか展開そのものは不条理というかシュールというか具体的なことは余り明示されないまま現代の時事問題なんかも連想させるような部分もある…というパッと聞くと「小難しそうなやつ」みたいに聞こえる説明をするしか無いのですが、実際には軽妙でずーっと笑って観てられるコメディです。
どういうバランスで始めてどう煮詰めたらこれが劇団のスタイルになるのか?…からして謎w
ブランク期間挟んで更に凝縮されてるってことはコロナ禍の間もずーっとこんな事考えてたのか?www
10年以上前の『あたらしい凹凸』『どうでもいい結社』あたりを思い出させるテイストもあってオールドファン的にはより一層楽しかったのですが、Xのポストで若い人の感想など見るに「ベテランの安定力すげー!」という感じの感想も多くて、やはり磨きがかかって堂に入ってきてるんでしょう。
このまま更に変な境地へ突き進んで貰いたい!!!w


そして今回の収録の個人的な収穫は「楽しんでもらおう!楽しんでいこう!」という「前向きな気持ち」を作品に感じて明るい気持ちになれたこと。
火ゲキは二本立ての対戦形式なので対戦相手のteam LASY SONの作品も観させて頂いたのですがこれは両作品に共通していたと思います。
これからももっともっとこういう作品たちに触れていければ良いなぁ…と心の底から思った次第。


編集も明るく楽しい仕上がり目指します!