U.M.I Film Makers 航海日誌

映画製作ユニット「U.M.I Film Makers」の活動の日々を記した航海日誌です。

船長の航海日誌122~MEHEM『リトルワンダー』収録終了

こんにちは。船長の武信です。


このブログは5年ほど前、まだ観劇三昧という舞台映像配信の会社に務めていた時に始めました。
会社の業務とは別に『その日、恋は落ちてきた』というインディペンデント映画を製作することになって、舞台映像の情報とは別にその作品の情報を発信するのが主な目的で始めたんですが、昨年に会社の方を辞めてフリーに戻ったので今度は逆にこちらのブログでも舞台映像のお話などもしていこう!ということで今後ちょくちょく書いていきたいと思います。
宜しければ末永くお付き合いの程をお願い致します<(_ _)>


という訳で昨日の土曜日はMEHEM『リトルワンダー』の収録でした。
無事に収録終了して現在素材の調整中。
カット割りの前にザックリした色調整や音声のノイズ処理などを先にやっておくのですがその作業中です。

MEHEMの作品はファンタジーであったりSFであったり空想の世界を舞台にすることが多く(ていうか今まで観たのは全部そうだったw)、今回のは完全に異世界物なのでファンタジーの素養のないワタクシは本来ならそんなにハマらないジャンルなんですが、MEHEMの作品はそこを突き抜けてくることが多く、これは何故だろう?と考えると世界やキャラクターの設定を作り手がちゃんと信じて作ってるからなんだろうな…と思う次第。
「そんなの当たり前じゃろ?」と思われるかも知れませんが、意外と当たり前じゃないんだよな、コレw
特に「上手に作ろう」みたいな意識が強いと中々こうはならなくて「好きなものを突き詰めよう」という明確な意識が強くないといけない気がしています。


ここ最近自分たちで映画作る時に一番に自分が気にしている部分はそこなので、自分の場合はそれがフックになって共感しやすいのかも知れません。
でも劇場で感じた限りご覧になったお客様の反応も好評のようなのでやっぱりそういう明確な意識(愛とも言うw)は大事なんだよな。
「上手に作ろう」という意識ばかりが強いと「何を?」の部分の薄さがバレるというか、ちゃんとそれを持ってる人たちの作品のほうが強い。


兎にも角にも好評だった公演の面白さを舞台映像として皆様にお披露目出来るよう編集頑張ります!

整音作業画面